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有名マネーコーチの言葉は金言か? ハーブ・エッカー「ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人―お金を引き寄せる『富裕の法則』」 

 

ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人―お金を引き寄せる「富裕の法則」

ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人―お金を引き寄せる「富裕の法則」

 

はじめに

マネーコーチ』というと???な人も多いだろう。

「それってどんな職業?」と思っても不思議ではない。

要するにお金に関する講習会(セミナー)などをする人だ。

元々こういうのは欧米的というか特にアメリカに多かったと思う。

でも、最近では日本でもお金に関するセミナーやお金に関する本をよく見かけるようになった(ひと昔前は邱永漢の本くらいしか目立ったものは無かった気がするのだが)。

日本も大分欧米化してきているのかな・・・。

作者

ハーブ・エッカーはカナダ生まれだが、アメリカに移り住んで成功した。

色々なビジネスを試して上手くいかなかった時期が続いたが、ある時フィットネス機器を販売するビジネスを興して成長させ、2年半で会社の株を売却して大金を手にする

但し、具体的にどんな名前の会社を興したのか、(フォーチュン500企業と言っているが)どこに売却したのかというのはWikipedia等で調べても明らかになっておらず、少々謎に包まれている気がする。

マッチョなルックスで健康的でいかにもセミナーで稼いでいるという風貌だ。

訳者は「ユダヤ人大富豪の教え」の作者として有名な本田健

 

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

 

 

内容

前半はお金に関する精神論が書かれている。

親の教育などによりお金に対してネガティブなイメージや考えが刷り込まれているとお金に縁のない生涯を送ることになるという考え方だ。

エッカー流に言うと「間違ったお金の設計図」ということになる。

ここら辺はロバート・キヨサキの「金持ち父さん・・・」に通じる考えである。

 

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

 

 

逆に金持ちになると決め、お金を肯定的に捉え、大きく発想し、行動する人はそれを実現すると説く

前半は精神論が延々と続くので正直すこーし疲れてしまうところもある。

とは言え、精神論というのは意外に重要な面もあるのもこれまた事実。

プロ野球選手になりたいと思っていない人がプロ野球選手になることは先ずない様に、

お金についてネガティブに思っている人が、お金で良い思いをすることはないというのは納得出来る気がする。

後半になると多少なりとも蓄財に関する実践的な話が出てくる。

資産形成に向けたエッカーの掲げる4つの柱は以下の通りだ。

  1. 所得
  2. 貯蓄
  3. 投資
  4. 節約

これも基本的には他のお金の本に出てくる内容とあまり変わず、またしても「金持ち父さん・・・」等にも通じる内容だ。

稼いだお金を→節約して貯めて種銭にして→それを投資して不労所得を得て→総資産を増やせという構図である。

そしてエッカーはとにかくアクション(行動)を励行する。

1ドルでも良いから経済的な独立を目的とした貯金をしろと言っている。

金額の多寡もあるが、先ずは習慣をきっちり作ることが大事ということなのだ。

また、安定を目指すよりは不安定な状態に慣れろという趣旨のことも言っている。

安定や安心を目指すと小さくまとまってしまう。恐怖など不快な気持ちをコントロールし乗り越えられてこそ大きく成功出来るという考え方だ。

他の本と少し違うのは収入の内10%は「遊び用口座」に入れろと言っている点だ。

これにより節約生活を長続きさせ、「ミリオネア・マインド」に近づく楽しいことをしろということである様。

まとめ・所感

こういう人は喋りやプレゼンが上手くて、それで成功している様なところがあるので、胡散臭く感じてしまいそうになる。

Wikipediaにはセミナーに関連して訴訟を抱えている旨の記述があったが、北米は訴訟が多いので深刻なものかは分からない。

本書の主張内容は極めてシンプル

独創的なものというよりは、他の本でも沢山書かれていることが多いが、他と同じだから悪いというわけでは必ずしもない。

普遍的とも言える良い内容も書かれていると感じる

好き嫌いで判断するよりは、自分にとって良いところは良いところとして素直に受け取るのが正解ではないかと思う。