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Life In General

 人生と暮らしを最大化する方法の探求

ストレスを通じてタフな自分を手に入れる ジムレーヤー「メンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れる」

心の持ちよう

 

メンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れる

メンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れる

 

はじめに

この時代、ストレスに苛まれている人は大変多いのではないだろうか。

普通に毎日過ごしているだけ、仕事に行っているだけでもストレスは貯まるもの。

では、成功している人はストレスが無いかと言えばさにあらず。

責任が有れば有るほど、背負っているものが大きければ大きいほどまたストレスも大きくなったりするものだ。

そもそもストレスが全く無いというのは良いことなのか。

それは逆に何も起きない無味乾燥な生活なのかもしれない。

何かをやろうと思えばストレスはついて回るもの。

本書はそんなストレスとの上手な付き合い方を教えてくれる。

著者

ジム・レーヤーはスポーツ心理学者としてトップテニスプロなど多くのアスリートをトレーニングしてきた第一人者だ。豊富な経験や実例に基づく理論はかなりの説得力がある

内容

本書によるとメンタル的な強さというのは、ストレスを受けた状態とそこからの回復により作られる。

つまり、そもそもストレスが無いとストレス耐性も出来ないのだ。

ストレスが少ない状況で過ごしているとトレーニング不足になりストレス耐性がどんどん低下していってしまう。

逆にストレスが(耐性に比べて)大き過ぎ、それが続くと回復出来ずにストレスから立ち直れなくなってしまう。

適切なストレスと回復のバランスがあり、ストレスを徐々に大きくしていけるとストレスへの対応力が増すのだ。

ストレスの影響は肉体にも精神にも出るが、本書では回復する際に満たしていく(回復させていく)順番についても述べている。基本は肉体からだ。だから睡眠不足がずっと続くなどというのは本当に良くないことになる。

更には回復のためにルーティンを持つことの重要性も説いている。

多くの優秀なアスリートは殆ど何らかのルーティンを持っている。

プロテニスプレーヤーがポイントとポイントの間にガットを直すのはその典型だ。

所感

とても実践的な本である。

具体的で実践的だから自分にも当てはめやすいし、書いていることを試しやすい。

学者の本だから難しいのでないかと思う人もいるかもしれないが、アスリートの例や一般の人のエピソードが記載されて分かりやすい。

最近仕事でストレスフルな状況があったので久し振りに本書を手に取ってみたが、ページをめくって斜め読みするだけで少し楽になってきた。

回復出来ないストレスは無いと思えてくる。

後は実践あるのみだ。