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オカルトっぽく感じても一読の価値はある成功法則の本 J.マーフィー 「マーフィー眠りながら成功する (上) (下)」

 

マーフィー眠りながら成功する (上) (知的生きかた文庫)

マーフィー眠りながら成功する (上) (知的生きかた文庫)

 

 

マーフィー眠りながら成功する (下) (知的生きかた文庫)

マーフィー眠りながら成功する (下) (知的生きかた文庫)

 

はじめに

このタイトルを読んだだけで「うさんくさい」と感じる人はいるだろう。

それはこの邦題の付け方によるところも少々ある。

原題は"The `Power of Your Subconcious Mind (貴方の潜在意識の力)"である。

全然違うではないか・・・。

でも原題を直訳しただけでは売れないと判断されたのであろう。

著者

ジョセフ・マーフィーは1900年代にアメリカで活動した「自己啓発の啓蒙家」とでも言えば良いのだろうか、潜在意識を使うことの効用を講演などで説いて回った人である。訳者は上智大学名誉教授の渡部昇一氏(大島淳一はペンネーム)。

内容

人は潜在意識の力を活用すれば、その潜在意識が働いて自然と求めていた結果が得られるというのが本書の主張。

「何事も気から」という考え方に近いとも言えるのだけど、潜在意識(無意識の領域)と顕在意識(意識する心)とを明確に分けていて、良い考えを「潜在意識」に送り込むと結果が得られるというのがマーフィーの主張の特徴。

寝る前のうとうとしている時とか、朝起きてリラックスしている時など、顕在意識が邪魔せず潜在意識にメッセージを送り込みやすい状態の時に自分の求めている結果をあたかも現実であるかのようにイメージしながら唱えると、後は潜在意識が勝手にその様な結果に至るように自分を行動させてくれて、その通りの結果が得られるということなのだ。

瞑想している間に自分に暗示をかけるというようなことかな。

実に簡単・・・。

何故潜在意識を使うかと言うと、顕在意識は「そんなこと出来っこない」とか余計な理性というか後天的な知識(邪念?)で素直な思いをブロックしてしまうから。

本書ではマーフィーが潜在意識を活用した様々な人の例を述べていて、お金は入るは、欲しかったプレゼントは貰えるは、夫婦関係は上手くいくは、病気は治るは、昇進はするはで大変・・・。成功のオンパレードとなっている。

所感

西欧というと科学的・論理的というイメージを持っている人も多いかもしれないが、実はこういう精神論も根強くある。

有名なジェームズ・アレンの「原因と結果の法則」とか最近流行っていた「引き寄せの法則」とか多くの成功に関する本には似たようなことが書かれている。

凄くシンプルに書かれていて、また例も「病が治った」「奇跡が起こった」みたいな調子なので、オカルトっぽいと毛嫌いする人も多いかもしれない。

でも、そういう部分に目をつぶって冷静に考えると結構大事なことを言っている。

「なりたい自分」や「求めていること」をイメージして、信念として上手く自分の中に取り込むことが出来ればその結果に近づくということ。

サッカーの本田圭祐選手が将来セリエAで10番を背負うと信じて現実そうなったように。

僕も10年くらい前に本書を手に取って、しばらくしたら3つくらい願っていたことが現実になったことがあった(具体的に書くとうさんくさく聞こえそうなのでやめておきますが)。

本書の中に「良いことを考えれば良いことが起こる。悪いことを考えれば悪いことが起こる。あなたはあなたが一日中考えていることそのものなのです」という一説がある。

要は否定的な考えにまみれていると悪い結果が起きやすいし、肯定的な考えを持っていれば良いことが起こりやすいということ。

そう考えると納得もいくところが多い。