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Life In General

 人生と暮らしを最大化する方法の探求

お金のディフェンスに関する本 有吉弘之「お前なんかもう死んでいる」

これはお笑い界のビッグスター、有吉弘行さんが2012年に出した本。

お笑いコンビ猿岩石として、電波少年ヒッチハイクで大ブレイクした後に低迷期を迎えたものの、その後見事な復活劇を遂げた有吉さんの人生哲学の様なものが書かれているが、半分くらいはお金に関する本。

2012年なので、復活はしていたが、まだ今ほどの超ビッグタレントにはなっていなかったためか「"金が無くても幸せ"は"ブスでも満足と一緒"」など、かなり尖った表現が使われている。

お金については、猿岩石で売れた後も派手な生活にしなかったため何とか苦しみながらも(売れた時の)貯金で食いつなぐことが出来たという話が中心になっている。

「金は天下の回りもの」などということはなく、「誰かが堰き止める」というのが有吉さんの考え。稼ぎを増やすということよりは、無駄遣いをするなというディフェンス面での内容が多い。稼ぎについては大それた野望を持つより、ほどほどが長く続いた方が良いと書いている。

「苦しくても先行投資は怠るな」とも言っているので、意義あることにはお金を使えということなのだろう。単なるケチの話ではない。

凄くシビアな経験をしてきた人の言葉だけに、見栄とか偽善とかを取っ払ったストレートで毒舌長な本書の内容は説得力があるし、筋も通っていると思う。

どの様な哲学を持って生きるかは人それぞれだけど。

僕がこの本を手に取った時は、「面白い」と思ったし、「なるほど」と思ったこともあったのだけど、当時はそこまでお金のことを真面目に考えられていなくて何かを実践するということはなかった。

でも今となっては改めて色々と感じる部分がある。

成功しても地に足が着いた感じがする人って何か雰囲気があってカッコいい。

服装を全く気にしないような人でもカッコいい人はカッコいい。だからといって皆がそうしてカッコいいわけではない。

オーラの様なものなのか。

そこら辺を言葉で表現するのはとても難しい。